環境・CSR京王電鉄は10日、18日から京王ストア(東京都多摩市)と連携し、京王ストア稲城店を拠点とする移動販売車で、家庭で出る使用済み食用油(家庭系廃食用油)の回収を開始すると発表した。移動販売車での家庭系廃食用油の回収は日本初の試みとなる。
回収された家庭系廃食用油は、吉川油脂(栃木県佐野市)と連携し、せっけんやインク溶剤などの製造に再利用される。今後はENEOSと連携し、持続可能な航空燃料(SAF)の原料としての活用も目指す。回収は専用のリターナブルボトルを使用し、利用者が移動販売車のスタッフに申し出ることで無償で受け取ることができる。ボトルに家庭系廃食用油を入れて返却すると、新しいボトルが受け取れる仕組みとなっている。
同社は、今後も移動販売車と京王ストア店舗での回収拡大を予定しており、家庭系廃食用油の効率的なリサイクルシステムの構築を進める。
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