M&Aセンコーグループホールディングは6日、日本農業(東京都品川区)と共同で、シャインマスカットの生産・販売する合弁会社「ジャパンフルーツロジスティカ」(JFL)を設立したと発表した。JFLは栃木県宇都宮市の遊休農地を活用し、シャインマスカットの生産を開始する。国内外への販売拡大を図り、特にアジア市場への輸出を強化する予定である。
日本農業はすでに青森県でりんご、栃木県でぶどう、香川県と群馬県でキウイなどの生産をしており、国内外での青果物の流通と販売を展開している。日本政府が掲げる2030年までに農林水産物・食品の輸出額を5兆円にする目標をサポートし、センコーグループはその物流ネットワークとビジネスサポートでJFLを支援する計画である。
センコーグループは、物流事業会社が国内配送や海外輸出を担当し、ビジネスサポート事業会社が請求書発行などのBPO業務を行うことで、JFLの事業拡大に寄与するとともに、グループ全体の事業領域拡大を図る意向である。JFLの設立により、日本農業の成長戦略にセンコーグループが全面的に協力し、国内外での農産物輸送と販売において新たな価値を提供することを目指している。
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