ロジスティクス船の自律航行技術開発のスタートアップ(SU)、エイトノット(堺市北区)は8日、広島からセカイで活躍する企業の創出をめざすプロジェクト「ひろしまユニコーン 10」(運営:Plug and Play Japan、ウォンテッドリー)に採択されたと発表した。
エイトノットは2021年に設立。ロボティクスとAIの専門家集団として、小型船舶向け自律航行技術の開発を中心に「海のDX」と「船舶のロボット化」の推進を目指している。自律航行技術の社会実装を通じて、船舶乗組員のサポートや、船舶安全性の向上、運用コストの最適化を実現し、水上輸送をより身近なものにしていくとしている。
21年から広島商船高等専門学校と自律航行技術開発の共同研究を開始し、22年には小型船舶向け自律航行プラットフォーム「エイトノット AI CAPTAIN」を発表。昨年1月には自律航行船による国内初の商用運航を広島で実施した。
ひろしまユニコーン10は、ユニコーン企業に匹敵するような企業価値が高く急成長する企業を、広島から10年間で10社創出することを目標に掲げ、22年3月にスタートした。今後、同社はアーリーステージのスタートアップとして、事業計画のブラッシュアップやメンタリング、ピッチイベントへの参加などの支援が受けられる。広島県内外の事業会社やVCとのネットワーキングの機会もあり、最後には、大手企業や県内外のスタートアップ支援者を招いた成果発表会も行われる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com