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五健堂が新物流センターを取得

2024年8月9日 (金)

拠点・施設五健堂(京都市)は9日、新たな物流センター「第8物流センター」の建設と物流設備の取得を決定したと発表した。このセンターは京都市伏見区に位置し、常温庫と冷蔵設備を備え、食品の保管と配送を一貫して行う施設となる。総投資額はおよそ1億179万円で、完成予定は2025年6月20日、稼働開始は2025年7月1日を予定している。この物流センターは共同配送センターとして機能し、物流の効率化と環境負荷の軽減に寄与することが期待されている。

今回の物流センター建設は、五健堂が展開する3PL事業の一環であり、同社はこれまで京都府および滋賀県を中心に13拠点を展開してきた。新センターはこれらの拠点に加わり、同社グループ全体の業務効率の向上を図る。特に共同配送の取り組みは、物流の2024年問題に対応する重要な施策とされ、配送コストの削減やCO2排出量の削減、交通渋滞の緩和といった幅広い効果が期待される。

また、センター内には冷蔵設備や太陽光発電設備も導入される予定で、環境に配慮した運営が行われる。五健堂はこの新センターを通じて、顧客満足度の向上だけでなく、社員や社会全体の満足度も高めることを目指している。

なお、この物流センターの稼働開始は2025年7月を予定しており、2024年12月期の業績に与える影響は軽微であるとされている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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