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日本ロジテム1Q、倉庫稼働率低下響き減益

2024年8月9日 (金)

財務・人事日本ロジテムが9日発表した、2025年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比1.3%増の158億1800万円、営業利益が同53%減の1億5400万円、最終利益が62.3%減の6000万円と増収減益だった。

売上高全体の39.8%を占める貨物自動車運送事業では、運送コストが増加したものの、新規輸送案件の獲得や料金改定による効果があったことに加え、円安の進行が海外事業の収益を押し上げたことなどから増収増益。売上高が2.7%増の62億9300万円、営業利益が1.8%増の4億5500万円となった。

センター事業は、前年度に開設した拠点で冷凍冷蔵食品の物流センター業務を開始したこと、取引先の事業拡大に伴い入出荷量が増加したことなどから増収増益。売上高が0.8%増の35億8100万円、営業利益が75.8%増の1億100万円だった。

アセット事業は、倉庫新設に伴う拠点数の増加により、保管面積が拡大したことで増収となった一方、取引先の移管や倉庫改修工事の実施などにより既存倉庫に空きスペースが生じ、稼働率が低下したことなどから減益となった。売上高は1.8%増の43億200万円、営業利益は41.1%減の2億500万円。

通期業績は、売上高が前年比3.2%増の650億円、営業利益が同3.2%増の10億5000万円、最終利益が10.1%増の5億5000万円と増収増益を予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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