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日通商事、鉄道コンテナ輸送用防振材を開発

2013年4月10日 (水)
コンテナ床に敷詰め、振動や衝撃を吸収

コンテナ床に敷詰め、振動や衝撃を吸収

サービス・商品日通商事は10日、鉄道コンテナ輸送用防振材「ピタスキッド」を開発したと発表した。

長時間の鉄道コンテナ輸送で、微振動によって段ボール同士の擦れで紙粉が発生する問題や、商品と緩衝材などの擦れによる傷クレーム問題を軽減する商品として開発したもの。

同社が扱っているスポーツ業界向けの緩衝材「ピタフォーム」(低反発軟質発泡体)の技術を、物流用途の衝撃吸収材へと転用した。

同社物流商品部が2009年、ピタフォームの製造元と検討を重ね、12ミリ厚ラワン合板にピタフォームを等間隔に貼り合せた鉄道コンテナ輸送用防振材としてピタスキッドの商品化を実現した。

JR貨物の12フィートコンテナの場合、コンテナ1基に対し6分割したピタスキッドを敷詰め、荷造養生された商品を積載する。2010年6月には大手自動車メーカーによる20回の輸送トライアルを経て、「衝撃吸収・振動吸収効果がある」との結果を得て大口採用となった。

■問い合わせ先
日通商事物流商品部
担当:熊谷氏
TEL:03-6734-8034