ワールド・ロジ、元荷主が仕入代金支払い求め提訴

話題事業再生ADR手続きで経営再建中のワールド・ロジは10日、マクレガーゴルフジャパンから売掛金の支払いを求める訴訟を東京地方裁判所で提起されたと発表した。

同社はマクレガー社の物流を受託していたが、その関係から同社がマクレガー社製品を販売するため、商品の仕入を行った。

しかし、同社の資金繰りが悪化したため、仕入代金の残額を期日までに支払うことができなかったため、支払い請求訴訟を提起されたもの。

マクレガー社は、売掛金1879万6000円と2012年10月27日から支払済まで年6％の遅延損害金の支払いを請求し、同年11月30日付で提訴した。

ワールド・ロジは、の2012年6月期に58億円の債務超過となり、3月11日に事業再生ADR手続きを申請、受理され、同月25日に債権者会議を開催した。

同社では「法廷の場で適切に対応していく。今後、支払い計画をマクレガーゴルフジャパンへ提示し、和解してもらえるよう交渉する方針」としている。