サービス・商品運送業に特化した採用支援サービスを展開するLIGO(東京都港区)は20日、運送会社と荷主企業をつなぐマッチングメディア「ハコプロ」をリリースしたと発表した。運送会社が荷主企業と直接つながることによって、適正な利益循環を生み出し、物流・運送業界全体の「ホワイト化」を目指す。
ハコプロは、運送会社を紹介し、荷主とのマッチングを図るウェブメディアで、荷主側は、希望に合った運送会社を豊富な掲載企業の中から選べる。
運送会社の紹介では豊富な情報量を目指し、所有車両や輸送品目などの基礎情報のほか、第3者からの口コミ情報や受注案件情報も詳しく掲載。ドライバーの年齢や社歴、運送にかける思いなどを紹介する「ドライバー名鑑」もある。5次、6次請け負いまでが当たり前になっている運送業界で、「誰が荷物を運ぶのか」を知ることができるのは、荷主企業にとって大きな安心感につながると考えて企画したという。
また、独自の選定基準を設けてホワイト物流認定企業を選定し、認定マークを付与する。これによって、運送会社は自社のホワイト化への取り組みをハコプロ上で広くPRでき、ホワイト化を目指す荷主企業にとっても、パートナー運送会社を選定する際の参考になる。認定マークの活用で、トラックのスペックやドライバーの質の高さだけでなく、会社の取り組みが評価されて取引につながる仕組みを目指している。
同社では、10月31日までに掲載を申し込んだ運送会社に対し、有料プランの年内掲載を無料にするキャンペーンを実施している。代表者へのインタビューや会社アピール記事などを期間限定で無料掲載でき、より多くの情報量で荷主企業へのアピールが可能になる。同社は、全国8万2000以上ある一般貨物の運送会社営業所の全掲載を目指している。
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