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歯愛メディカル、新拠点本格稼働で利益率向上へ

2024年8月21日 (水)

財務・人事歯科関連や医療・介護用品の通信販売を手掛ける歯愛メディカルがこのほど発表した、2024年12月期第2四半期決算によると、売上高が前年同期比9.5%増の243億1600万円、営業利益が同44.4%減の9億8300万円、最終利益が52.9%減の5億7700万円と増収減益だった。

昨年10月に完成した新本社ロジスティクスセンターの立ち上げが想定以上に時間を要した上、ことし1月の能登半島地震の影響で同センターの完全稼働が予定より遅れたことから、その間に旧センターと並行稼働となったことでコスト増となった。また、ロジスティクスセンターと事業企画部門などの人員強化に伴う人件費がかさんだことで販管費、一般管理費が増加した。

3月末には同社の同センターへの移転が完了し、5月末には子会社も同センターへの完全移転が完了しことから、今後は自動化された新拠点の商品保管・出荷能力を生かし、低コストでの運用が見込まれるという。また、新拠点の能力を生かし、7月1日付で子会社化したニッセンホールディングス(京都市南区)や、昨年出資した白鳩(伏見区)の物流をも請け負うことで利益率向上を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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