歯愛メディカル、能美市の物流センターが完成

メディカル歯科材料の通信販売事業などを展開する歯愛メディカル（石川県白山市）は2日、石川県能美市に「新本社ロジスティクスセンター」が竣工し、本社機能を移転したと発表した。現行の石川県白山市のロジスティクスセンターからの完全移転はことし12月末までに完了する。

新センターの敷地面積は6万5329平方メートル、延べ床面積は5万2734平方メートル、地上2階建ての鉄骨造で、保管品目は15万SKU。

同センターでは、パレット自動倉庫、ADAPT（バケット自動倉庫）、AMR（自律走行搬送ロボット）などの最新マテハン設備が導入されており、商品の保管能力と出荷能力を現行センターの3倍以上に向上させる。また、保管能力と出荷能力の増強により、商品購買や管理、受注などを請け負う3PL事業の拡大を実現させる。

同社の事業拠点である日本海側の北陸地方は、太平洋側で有事の際でも関東圏、中部圏、関西圏等へアクセスが可能であることから、同センターは製品供給の安定化やサプライチェーンの分断リスクの低減に寄与する。また、災害時用のヘリポートを設置し、災害時には周辺地域の災害対応拠点やの生活必要物資の供給拠点としての役割を担う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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