北海道運輸局、エクセルラインを事業停止処分に

ロジスティクス北海道運輸局は15日、死亡事故をきっかけに監査した結果、14項目にわたる貨物自動車運送事業法違反を確認したとして、旭川市の運送会社「エクセルライン」に対し、7日間の事業停止と延べ279日間の車両使用停止処分を行った。

エクセルラインの所属車両は2012年9月9日、富良野市の国道38号で対向車線にはみ出し、対向していた乗用車に衝突。相手車両の運転者と同乗者1人の合わせて2人を死亡させたほか、1人に重傷を負わせた。

この事故を受けて旭川運輸支局が同年9月10日、エクセルラインの本社営業所に巡回監査を実施したところ、運転者の勤務時間、乗務時間が不適切であったなど14項目にわたる違反を確認し、今回の行政処分に至った。この処分によるエクセルラインの違反点数は41点。