サービス・商品データ活用支援のAOSデータ(東京都港区)は22日、データコマースプラットフォーム「DataMart.jp」を通じて、同日に運輸物流オープンデータを公開したことを発表した。このデータは、研究者、政策立案者、企業、市民を対象に、運輸物流分野の市場動向、輸送効率、環境負荷、インフラ状況などの多様な情報を提供し、効率的かつ持続可能な物流システムの構築を支援することを目的としている。
近年、運輸物流分野でのデジタルトランスフォーメーションが進行中で、オープンデータの利用は物流業務の効率化やコスト削減に寄与している。また、環境保全の観点からも、輸送ルートの最適化やエネルギー効率の向上を図るためには、リアルタイムデータの活用が不可欠である。AOSデータは、こうした背景を踏まえ、オープンデータを通じて業界の透明性を高め、さまざまな利害関係者がデータに基づいた意思決定を行えるよう支援している。
公開されたデータには、交通量、交通事故、物流ネットワーク、公共交通機関、インフラ、物流施設、リアルタイム交通情報、環境影響など、運輸物流に関連する広範な情報が含まれている。これらのデータは、物流業界で、より効率的で持続可能なシステムの構築やサービスの改善に大きく貢献している。
「DataMart.jp」は、AOSデータが運営する、データを資産として売買するデータマーケットプレイス。
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