環境・CSR定期コンテナ船事業を展開するオーシャンネットワークエクスプレス(ONE)ジャパンは23日、環境に配慮した燃料リニューアブルディーゼル(RD)を、一部のトラック輸送に導入したところ、従来の軽油に比較してトラック1台のCO2排出量を9割削減したと発表した。
RDは廃食油や動植物油などを原料にして再精製された燃料で、同社は2022年6月から、主に京浜間のコンテナ輸送で、RDを100%給油したトラックを運用している。
同社のまとめによると、2022年度は1台のトラックで3万7486キロのCO2排出量を削減。23年度も3万6324キロ削減した。今年度も2022年4月から7月までの4か月間で計1万1629キロを削減しており、これまでの削減量は8万5439キロにのぼった。これは軽油に比べCO2排出量を90%削減したことになる。なお、省エネ法ではRDのCO2排出量はゼロとして扱われる。
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