環境・CSR経団連は3月31日、低炭素社会実行計画の2019年度実績に対するフォローアップの確定結果を公表した。トラック運送業界は第1段階(2020年度目標)として「20年度の営業用トラックの輸送トンキロあたりCO2排出原単位を22%削減(05年比)」を掲げているが、19年度時点の進捗率は44.6%となった。
この進捗状況に対し、経団連によるフォローアップに対応した全日本トラック協会は、「目標達成に向けて最大限に努力している」と回答し、19年度時点では達成の見通しを示していない。
営業用トラックの19年度の経済活動量(輸送トンキロ)は前年度から2.1%増加したが、CO2排出量は1.5%減少。このため経済活動量あたりのエネルギー使用量は3.6%減少することとなった。05年度と比べた19年度のCO2排出量は16%減少している。