国際戸田建設(東京都中央区)は26日、米国100%子会社である戸田アメリカ(カリフォルニア州アーバイン市)がコロラド州デンバー市近郊における不動産開発事業への参画を決定したことを発表した。
同事業は、デンバー市近郊でコロラド州第2の都市であるコロラドスプリングス市に所在するおよそ12万8285平方メートルの土地に、5フェーズ合計およそ4万7800平方メートルの物流関連施設などを建築する計画。現地時間19日には、地元政財界からおよそ50人を招き、着工式典を実施している。
同市は近年、航空宇宙関連のスタートアップ企業も多く進出を目指すエリアである一方で、供給面積が非常に限られているエリアでもあるため、ほかに先んじて進展する同事業の果たす役割は大きく、地元不動産業界だけでなく、行政や地域社会からも大きな期待と支援が寄せられているという。
戸田アメリカは、これまでにカリフォルニア州に3棟のオフィスビル、アリゾナ州に1棟の物流関連施設を所有、運営し、米国での事業基盤を整えてきた。同事業により、コロラド州へ初進出すると共に、米国では初となる不動産開発分野への事業領域拡大を図る。
◾(仮称)コロラドエアロスペースビジネスセンター(フェーズ1)計画概要
・事業施行者:AZOF Colorado Fund, LLC
・計画地:アメリカ合衆国コロラド州エルパソ郡コロラドスプリングス市
・建築規模:鉄骨造・平屋建て
・延床面積:7870平方メートル
・主要用途:倉庫・事務所
・完成予定:2026年3月(予定)
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