認証・表彰戸田建設(東京都中央区)は20日、24年度のリデュース・リユース・リサイクル推進功労者表彰において、国土交通大臣賞を受賞したことを発表した。対象となったのは「常総IC周辺地区土地区画整理事業2街区物流施設新築工事」および「4街区物流施設新築工事」の2作業所が共同して取り組んだ活動。
これらの作業所では、工事に伴い発生する廃プラスチックの減容化による排出の抑制、および高度分別による再資源化などを推進。減容化には、圧縮袋や自動圧縮機を用いた。自動圧縮機は太陽光発電により稼働する、軟質プラスチックを圧縮するための機械で、上部の太陽光パネルによる発電にて稼働するもの。これらの取り組みで266平方メートルの軟質プラスチックの減容化を行い、効率的に排出。分別については廃プラスチックの性質に応じて、3種類(廃プラA:非塩ビ硬質プラスチック、廃プラB:非塩ビ軟質プラスチック、廃プラC:塩素系プラスチック)に高度分別した。
その結果、従来のまま搬出した場合に比べ運搬に掛かるCO2の排出量を2.5トンCO2、58%を削減することができたという。またこの活動に加えて環境配慮型燃料や再生可能エネルギー電力を採用することで、547トンCO2のCO2排出を削減した。
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