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戸田建設、半導体需要増で熊本にマルチ型施設開発

2023年11月30日 (木)

▲熊本市に開発するマルチテナント型物流施設の完成イメージ(出所:戸田建設)

拠点・施設戸田建設は30日、熊本市と半導体関連産業の集積に向けた産業用地整備に関する協定を、10日に締結したと発表した。同社は協定に基づき、インターチェンジ(IC)や中心市街地に近接した国道443号線に接する場所で、マルチテナント型物流施設を開発するとともに、半導体関連企業向けに工場用地を分譲する。協定は不動産会社のジョイント(熊本県菊陽町)が代表を務め、建設業のアスク工業(同)も参加している。

▲開発予定地(クリックで拡大)

開発区域は3万2770平方メートルで、地上4階建て、延床面積7万2614平方メートルの大型施設の開発を計画。2025年10月に着工し、27年3月に完成する。熊本市の中心部から10キロに位置し、九州地方の南北を結ぶ九州縦貫自動車道・益城熊本空港ICからも5.5キロと近い。県内の半導体関連工場が集積する菊陽町、大津町、合志市にも近接するなど、物流拠点や製造拠点立地としてのポテンシャルが高い。分譲する工場用地は3万8011平方メートルで、26年4月の売却を予定する。

熊本市は、県内における半導体関連産業の設備投資意欲の高まりを受け、産業基盤の強靭化や地域経済の活性化を目的とした「半導体関連産業の集積に向けた産業用地整備方針」を2022年12月に策定しており、半導体関連産業などの対象施設の誘致を支援している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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