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NTT、ドローン活用で河川巡視効果を検証

2024年8月26日 (月)

ロジスティクスNTTイードローンテクノロジー(埼玉県朝霞市)は26日、琵琶湖(滋賀県)南端にある瀬田川洗堰において、放流量の増減操作に伴い、せきの上下流で水位と流速の変動によって発生する事故防止のため、河川巡視にドローンを活用する検証実験を実施したと発表した。

同実験では、遮蔽物や伝送距離により、2.4メガヘルツ帯の通信のみで制御する機体では到達が難しい範囲(800メートル)を超え、約1キロ先でも十分に機体制御や映像伝送をANAFI Aiが行えることを確認した。

また、水辺利用者や船舶の有無については、映像をANAFI AiからLTE経由で送信機へ配信した結果、ウェブ会議システムを活用した際よりも高品質なリアルタイム配信が行えた。

▲リアルタイム映像配信模様(出所:NTT e-Drone Technology)

琵琶湖河川事務所の操作室内からLTEを経由したドローンの操作や映像配信においては、屋外操作の良好な通信環境と比較して、確実な操作性や途切れることの無いリアルタイム映像配信が行えることを確認した。

同社は、「ドローンでの巡視に当たり、人の目による映像確認にこの自動検知を組み合わせることで、取り残された人を見逃す確率を大幅に減らせる」とコメントした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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