両備システムズ、WMS販売で業務提携

M&Aシステム開発などを手掛ける両備システムズ（岡山市北区）は28日、ロジスティードグループの物流ITシステム全般を提供しているロジスティードソリューションズ（LDS、東京都江東区）と業務提携することを発表した。LDSが開発した物流センター管理システム「ONEsLOGI／WMS」の販売を開始すると発表した。

同システムは入出荷・在庫管理から棚卸業務まで対応した倉庫管理システム（WMS）で、複数の拠点倉庫・複数荷主の在庫情報を一つのシステムで一括管理できる。管理画面上で、入出荷、棚卸、補充など業務ごとの進捗状況を表示するほか、出荷作業の進捗状況を配送業者別にも表示でき、作業が遅延した場合など、適切に対応できるようになる。

両備システムズは戦略的パートナーとして、同システムに同社のセキュリティ製品やデータセンター、BPOサービスと組み合わせ、LDSと協力して販売力を強化する。また、LDSの支援を受け、業務要件定義や設計、開発なども行う。また、同システムの環境を同社のデータセンター「Ryobi-IDC」内に構築して、クラウドサービスとして提供する。

今後は、顧客が持つ基幹システムや倉庫管理システム、バース管理システム、AIを活用した外観検査システムなどとも連携し、一気通貫のロジスティクスサービスの提供で、物流に関連する事業の拡大を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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