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パナマ運河、10月から新たな長期枠割り当てを開始

2024年8月28日 (水)

荷主パナマ運河管理局(PCA)は28日、新たな長期利用枠割り当てプログラムを発表した。これは、船舶運航者が事前にスロットを確保し、運河通過を円滑に行うための措置。近年、運河を通過する船舶の増加や、特にパンデミック後の物流需要の高まりへの対応。PCAは、運河通過にかかる待ち時間の短縮と、運航の予測可能性を高めることを目的としている。新プログラムは2024年10月1日から開始する。

新たな通行枠割り当てプログラムでは、運河通過の予約を最大6か月前から受け付けることが可能となる。これにより、船舶運航者はスケジュールをより柔軟に計画でき、運河を通過する際の遅延リスクを最小限に抑えることが期待されている。また、プログラムでは通行枠の再割り当てやキャンセルの手続きも簡素化され、運航スケジュールの変更に対応しやすくなった。

また、2025年1月5日から2026年1月3日までの通行枠は9月以降にオークションにかけられる。

セグメントごとに「LNG/LPG船」、「フルコンテナ船」、「全ての船舶」の3カテゴリーに分けられ、それぞれに1-2のパッケージが設定される。1パッケージ当たり6-104の通行枠が設けられ、オークションにかけられる。最も早く始まるLNG/LPG船のオークションは9月9日に開始され、その他のパッケージも順次オークションが行われる予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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