
▲ニューヨーク海事フォーラムで成果発表(出所:パナマ運河庁)
国際パナマ運河庁は15日、ニューヨーク海事フォーラム(NYMF)においてパナマ運河の信頼性と持続可能性に関する2024年度の成果を発表した。
フォーラムでの発表によれば、パナマ運河の管理者リカウルテ・バスケス・モラレス氏は、気候条件の厳しい中で運河の運用が改善され、信頼性の向上に成功したと述べた。2024年度の主な成果として、船舶の待機時間が前年から1%短縮され、平均で15時間の削減が達成された。さらに、通過時間も短縮され、水使用量もネオパナマックス船において5%の削減が見られた。
同年度には9,944隻の船舶が運河を通過し、総計4億2300万トンの貨物が運ばれた。このうち、パナマックス船が7,084隻、ネオパナマックス船が2852隻であった。主な通航船種はコンテナ船、ケミカルタンカー、ばら積み貨物船であり、これらのデータは運河の持続可能性への取り組みを反映している。
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