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ロジスティード、包装コンテストで3部門受賞

2024年8月29日 (木)

イベントロジスティードは29日、日本包装技術協会が主催する「2024日本パッケージングコンテスト」で、ロジスティクス賞1件と輸送包装部門賞2件の計3件の受賞を発表した。

▲ロジスティクス賞を受賞したハイブリッドパレット(クリックで拡大、出所:ロジスティード)

ロジスティクス賞を受賞したのは「1トン積載できて、リサイクルしやすいハイブリッドパレット」。段ボールパレットの低コスト性とスチールパレットの強度を兼ね備えたもので、床面に鉄パイプを組み込むことで曲げ強度を向上させ、荷重を分散させる設計が特徴。フォークリフトで1トンまで積載可能で、さらに段ボールと鉄パイプが接着剤で固定されていないため、容易に分解・リサイクルできる。また、重量が9キロと軽量である点も評価された。

 

▲輸送包装部門賞を受賞した支柱脱着式段積み輸送用デッキ

輸送包装部門賞の1件目は「支柱脱着式段積み輸送用デッキ」。ウイングトレーラーやトラックの荷台スペースを最大限に活用するために設計されており、支柱脱着式段積み輸送用デッキは、高さ調整を行える汎用性の高い構造となっている。導入した営業所では、従来比で車両数を40%削減し、CO2排出量も45%削減できたという。

▲輸送包装部門賞を受賞した小型電子顕微鏡のスロープ付き梱包箱

2件目の輸送包装部門賞は「小型電子顕微鏡のスロープ付き梱包箱」。小型電子顕微鏡は主にすかし木箱の荷姿で輸送が行われるが、フォークリフトで顕微鏡をパレットから下ろす作業が必要となっていた。スロープ付き梱包箱は、天パネルと側パネルをそのままスロープとして利用できる設計で、荷役機器なしでの荷下ろしが可能になった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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