光洋機械産業、物流の効率化に向け合併会社設立

M&A光洋機械産業（大阪市中央区）は29日、大分県と沖縄県に新たに合弁会社を設立し、建設用昇降機器のレンタル事業を展開すると発表した。九州地区では三信産業と共同で「ミライテック九州」を大分県に設立し、沖縄県ではSKGと提携して「ミライテック沖縄」を設立した。

光洋機械産業はこれまで、省力化に寄与する建設用昇降機器「パワーマスト」「パワーカーゴ」「パワーアーム」などを提供し、特にエレベーター工事や建設業界で高く評価されてきた。同社のレンタルサービスは全国的に展開されており、九州地区および沖縄県では、三信産業およびSKGが仮設足場レンタル市場でリードしている。今回の合弁事業設立により、これらの地域でのサービスを強化し、より価値の高いサービスの提供を目指すとしている。

今後の展望として、まずは九州および沖縄でのサービス提供体制を確立し、その後、ほかの地域でも同様の取り組みを進めていく方針。これにより、現地顧客とのパートナーシップを強化し、迅速な対応力と高品質なサービスを提供することを目指す。また、地域拠点の設立により物流の効率化やメンテナンスの迅速化を図り、コスト削減と業務の最適化を実現することも計画されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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