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松本市の地場企業2社、バイオ燃料フォーク実証

2024年9月6日 (金)

▲フォークリフト作業の様子(出所:ヤマサ)

調査・データ燃料販売事業などを手掛けるヤマサ(長野県松本市)は5日、総合建設業のアスピア(同)と次世代バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」(RD)を使用した実証実験を、ことし3月から開始したと発表した。

実証では、廃食油などから作られたRD燃料を、アスピア構内のフォークリフトで使用し、その環境効果と機械への影響を検証。実験には大手燃料メーカーのネステ(フィンランド)製RDが使用され、初期の結果では、RD100リットル当たり262キロのCO2削減が確認されている。期間はことし3月から1年間を予定している。

RDは、従来のディーゼルエンジンでそのまま使用できる点が特徴で、追加の機械改造を必要としないため、導入コストの面でも優れている。また、バイオ由来であることからカーボンニュートラル実現に貢献することが期待されている。ヤマサとアスピアの連携は双方の事業を支える形で実現。フォークリフトなどの産業機械でのRDの実用性を高めることで、長期的なエネルギー転換を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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