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ワインボトルにも、サトーが液体容器用RFIDタグ開発

2024年9月11日 (水)

サービス・商品サトーホールディングス(HD)は11日、液体入りガラスボトルに対応したRFIDタグを独自開発し、ことし11月から提案を開始すると発表した。

同製品は、ガラスやゴム、ワインなど比誘電率の高いボトルへ全面貼り付けができ、結露など水分の影響を受けにくい素材により、高湿度のワインセラー内で1か月使用した後も高い読み取り精度を実現する。

▲ワインなど液体入りガラスボトルに対応したRFIDタグ(出所:サトーホールディングス)

ワインボトルのボディーにラベルを貼り付けた状態での読み取り距離は1.2メートル以上(電波暗室内)、ワインラベルよりも目立たないスリムサイズのラベル(76ミリ×2ミリ)、ワインセラーで保存されるボトルを想定し、ボトル側面だけでなく底面やキャップ側からも読み取り可能だ。

一般的なRFIDタグは液体が電波を吸収してしまうため、ワインボトルなど液体が入った容器の使用に不向きだった。サトーは、ワインを業務販売する企業で試験導入などを実施し、比誘電率の高い被着体に対する新たなRFIDタグの開発に成功した。

同商品は、13日までに東京ビッグサイトで開催される「第26回自動認識総合展」に展示されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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