国際キャセイパシフィック航空(香港)は24日、香港と米テキサス州のダラス・フォートワース国際空港を結ぶ直行便を初めて開設すると発表した。就航日は来年4月24日で、同航空にとって米国では6番目、北米では8番目の旅客目的地となる。
現在、同航空はボストン、シカゴ、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、トロント、バンクーバーなど北米各地への往復旅客便を週88便運航している。香港とダラス・フォートワース間は週4便で、最新のエアバスA350-1000を使用する予定。香港・ダラス発ともに月、火、木、土曜の予定で、香港出発は午後4時5分、ダラス出発は午後11時55分となっている。
同便には、現在アンカレッジを経由している貨物便キャセイカーゴを補完する役割もある。航空貨物のピークシーズンの需要増加に対応するため、キャセイカーゴは今月から北米への往復貨物便を週5便追加した。キャセイカーゴは現在、北米への往復貨物便を週あたり計37便運航している。
ダラス便以外にも同社は来年、北米の旅客便の便数も増やす予定で、5月までに週108往復便を運航。ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスへは1日3往復、ボストンとシカゴへも1日1往復とする。カナダへの便数も増やし、バンクーバーへは1日2往復、トロントへは週13往復便を運航する。
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