
▲災害搬送操縦についてのレクチャーの様子(出所:トルビズオン)
環境・CSRトルビズオンは13日、九州RUSEA(地域再生・防災ドローン利活用推進協会)推進委員会と連携し、ドローンを活用した広域連携防災訓練を実施したと発表した。今回の訓練は、南海トラフ地震の脅威に備えたもので、九州地域内の支部が連携し、災害時にドローンを活用して迅速な支援体制を構築することを目的としている。
訓練には、災害時に使用可能な最新のドローン技術が導入され、様々な実践的なシミュレーションが行われた。使用されたドローンDJI「FlyCart30」は、災害時の物資配送を担う役割を持ち、参加者はドローンを実際に操作しながら、物資の配送手順や緊急時の対応方法を学んだ。また、赤外線カメラを搭載したドローンを使用した温度感知シミュレーションでは、遭難者の発見方法についても訓練が行われ、温度差を利用した捜索の有効性が確認された。
さらに、スピーカードローンによる緊急アナウンスのデモンストレーションが実施され、災害現場における効果的な情報伝達方法が紹介された。災害現場でのドローン撮影技術も訓練の一環として行われ、火災、地盤陥没、その他の災害における状況把握のための撮影方法が実践的に学ばれた。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com