話題東京都環境局は23日、新たに岩手県山田町の災害廃棄物3000トンを受け入れると発表した。
山田町では、木くずなどの可燃性災害廃棄物を現地清掃工場や仮設焼却炉で処理しているが、これらの施設で処理できない混合廃棄物は、山積みのままになっている。
岩手県では、今年度中に災害廃棄物の処理を完了させるため、混合廃棄物の処理を東京都に依頼。これを受け、都は2011年9月30日付で岩手県と締結した「災害廃棄物の処理基本協定」に基づき、7月から12月まで、山田町の災害廃棄物を受け入れ処理を行うことにしたもの。
これにより、岩手県では可燃物災害廃棄物の処理に見通しが立つようになる。
都が受け入れる混合廃棄物を処理する産業廃棄物処分業者の募集は、5月下旬に行う予定となっている。