行政・団体厚生労働省は過重労働解消キャンペーンを行うことを発表した。
同省は過労死等防止対策推進法などに基づき、過労死の防止に取り組んできた。しかし、過労死などの労災支給決定件数は近年増加傾向。ことし4月1日から工作物の建設の事業、自動車運転の業務、医業に従事する医師等も時間外労働の上限規制が適用された。同省ではその順守徹底のため、労使や取り引き先などの関係者に対して広く周知・啓発し、長時間労働の削減などの過重労働解消に向けた機運を醸成する必要があるとしている。
このため、同省では「過労死など防止啓発月間」の一環として「過重労働解消キャンペーン」を11月に実施する。長時間労働の削減などの過重労働解消に向けた取り組みを推進するため、使用者団体・労働組合への協力要請、リーフレットの配布などによる周知・啓発などの取り組みを集中的に実施する。キャンペーン期間中、労使の主体的な取り組みを促し、労働局長とベストプラクティス企業とが意見交換するのに合わせ、企業の取り組みよ事例を紹介する。長時間労働が疑われる事業場などの重点監督し、「過重労働解消相談ダイヤル」を設ける。さらに、リーフレットの配布などによる周知・啓発、解消のためのセミナーを開催する。
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