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パナHDが川崎市で空中配送ロボットの実証実験

2024年10月10日 (木)

▲空中配送ロボット(出所:パナソニック)

調査・データパナソニックホールディングスは9日、川崎市と連携して空中配送ロボットを使った配送サービスの実証実験をUR(都市再生機構)団地内で実施すると発表した。

同社は、配送業界の人手不足などの課題を解決し、高齢化が進行する郊外住宅地での買い物の利便性向上などを図るため、昨年11月から川崎市麻生区のUR虹ヶ丘団地敷地内で、ロボットによる空中配送の実証実験に取り組んでいる。実験にはURや東急なども参加している。

前回の実験は今年6月まで行われ、空中配送ロボットの技術やサービスの効果の検証などを行った。今回は市道を横断することで配達先を拡充。市道を横断するために必要な技術の検討などを行う。また、これまでのクレジットカードや電子決済に加え、現金支払いへの対応も検証する。

さらに、配送先に団地内集会所を加え、集会所に商品を注文するためのタッチパネル端末を置いて、住民が利用しやすくするほか、集会所を中心としたコミュニティの活性化を図る。

参加企業や川崎市は、実証実験でサービスの運用方法のほか、住民のニーズ、企業と自治体の連携手法などを検証し、新たな「街のインフラ」としての実用化を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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