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部品メーカーのJRC、子会社の三好機械産業を吸収

2024年10月15日 (火)

M&A屋外用ベルトコンベヤー部品の設計・製造・販売を手掛けるJRC(大阪市西区)は11日、コンベヤーや搬送投入装置の設計・製作を手掛ける完全子会社の三好機械産業(香川県東かがわ市)を吸収合併すると発表した。JRCは同社の株式を9月18日付で100%取得して子会社化したが、経営資源の有効活用や組織運営の効率化などを図るため、吸収合併を決めた。

同社は屋外用ベルトコンベヤー部品の製造販売で国内52%のシェアを占めているが、最近は2018年にロボットSI事業を立ち上げるなど、自動化設備の分野へ事業拡大を図っている。また、同社は、集客や後継者の課題を抱えるロボット関連企業をM&Aでグループ化するロボット自動化コンソーシアムの実現に取り組んでいる。

そのなかで、ロボット自動化コンソーシアムを推進。2021年8月にはシンテゴンテクノロジーからパラレルリンクロボットシステムインテグレーション事業を譲り受けたほか、今年6月には中村自働機械を子会社化するなど、M&Aなどで多様な人材や、尖った技術を取り込むことで付加価値の高い自動化を実現し、全国規模でのサービス展開を目指している。

三好機械産業は1976年の設立で、各種コンベヤーや搬送投入装置などの設計・製作を手掛けており、大手メーカーからの受注が売上の大半を占めている。24年7月期の決算は売上高1億9166万円で、経常利益は3559万円だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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