サービス・商品変速装置の製造などを手掛けるエクセディ(大阪府寝屋川市)は11日、自社開発した自律走行ロボット「Neibo」(ネイボ)の販売を9月から開始したと発表した。1台から導入でき、カスタマイズもノーコードアプリなどで自分でできるため、初期費用を抑えられる。
Neiboは、自動車業界に長年携わってきた同社の技術と経験を生かして開発。パワフルタイプとマルチタイプの2種類がある。製造からアフターサービスまで同社が一貫して対応しており、安心して利用できる。
パワフルタイプは、けん引重量最大600キロで、主に倉庫や製造現場などでの重量物の運搬などに活用できる。本体サイズは幅614ミリ、奥行686ミリ。高さ547ミリ、重さ115キロ。リチウムイオン電池による充電方式で、一回の充電で8時間稼働する。
また、マルチタイプは、21.5インチタッチパネル型のデジタルサイネージが組み込まれ、1段あたり10キロまで積載できる取り外し可能なトレイを合計3段搭載できる。また、その場で回転することができ、狭い通路でも容易に通行。商業施設や教育現場などで、顧客対応や巡回警備などに活用できる。本体サイズは幅515ミリ、奥行575ミリ、高さ1225ミリ、リチウムイオンのバッテリーパック交換方式で、6時間稼働する。
どちらのタイプも、ノーコードアプリでセッティングが可能なため、専門的な知識が無くても自由にカスタマイズして、利用状況にあわせて柔軟な運用ができる。また、APIなどを通じてChatGPTや、社内システムとも連携することが可能で、利用者が自分で開発したシステムに対応する。
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