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東京建物の寒川町物流施設が完成、KMカーゴ利用

2024年10月16日 (水)

▲T-LOGI寒川外観(出所:東京建物)

拠点・施設東京建物(東京都中央区)は16日、「T-LOGI寒川」が9月30日に完成したことを発表した。同社の物流施設開発事業「T-LOGI」シリーズにおいて、神奈川県内で開発済の物流施設としては「T-LOGI 横浜青葉」「T-LOGI 綾瀬」に続く第3弾となる。

同物件には、ケー・エム・カーゴ(神奈川県厚木市)が完成と同時に入居し、専用倉庫として開業する。

同施設の立地は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と東名高速道路の利用が可能で、圏央道・寒川北インターチェンジ(IC) や東名道・厚木南IC を経由して、関東全域への配送のほか、東海道エリアへの広域配送にも適している。横浜港を利用したドレージも見込め、千葉、東京といった巨大商圏への地域配送も可能。

4階建てボックス型の施設内には両面バースを採用し大型車計45台が接車可能で、車庫証明を取得し車両の保管場所としても利用することが特徴だ。

また、屋上に設置した太陽光パネルにより発電された電力を商用電力と併せて施設内で自家消費する。施設内で消費しきれない余剰電力については、同社が所有する施設に送電することにより再生可能エネルギーを余すことなく活用する予定だ。

また、寒川町は5万人近い人口を有しており雇用面のポテンシャルも見込んでいる。

T-LOGI寒川概要
・完成日:2024年9月30日
・所在地:神奈川県高座郡寒川町倉見1820-1
・交通アクセス:
・圏央道・寒川北IC 6.2キロ、圏央道・海老名IC 9.5キロ
・東名高速道路・厚木南ICから8.2キロ、東名高速道路・綾瀬SICから8.6キロ
・敷地面積:1万2070.39平方メートル
・延床面積:2万7305.03平方メートル
・規模:地上4階建
・形状:4層ボックス(1階両面バース)
・設計:関東建設工業株式会社
・施工:関東建設工業株式会社
・構造:S造(鉄骨造)
・耐震区分:耐震構造
・梁下有効天井高:各階5.5メートル
・柱スパン:11.5メートル(W)×11.0メートル(D)
・床荷重:
・1階:2.0トン/平方メートル
・2-4階:1.5トン/平方メートル
・ドックレベラー:1階に6基
・バース数:大型車計45台
・駐車場:普通車13台(近隣駐車場合わせて計41台)
・トラック待機場:3台

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LOGISTICS TODAY編集部
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