認証・表彰NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)と大成建設は6日、両社が共同で推進する「建設副産物巡回回収システム」が「第13回プラチナ大賞」で優秀賞・資源循環活用賞を受賞したと発表した。建設と物流の協業による資源循環の高度化とCO2排出削減効果が評価されたもので、両社の取り組みはこれまでに地球環境大賞(経団連会長賞)など4度の環境関連表彰を受けている。
同システムは、建設現場から発生する建材端材を複数の現場で巡回回収し、品目ごとに効率的に分別・輸送する仕組み。大成建設の環境技術と日本通運の物流ノウハウを融合し、再資源化を促進する。観音開き型のかご台車「NRBOX」により端材の分別精度を高め、可視化と積載率の向上を実現した。回収後は再資源化施設に2次輸送し、製品納品車の「帰り便」も活用して輸送効率を高めている。

(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)
協業開始の2023年以降、再資源化量の拡大と安定運用を実現。今後は回収エリアの拡大や対応品目、建材メーカーの追加、モーダルシフトによる長距離輸送のCO2削減を進め、建設・物流両業界における脱炭素と資源循環の推進を図る。
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