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玉井商船、外部貸船増で通期予想を上方修正

2025年11月6日 (木)

財務・人事玉井商船は6日、2026年3月期通期連結業績予想を上方修正した。前回予想から、営業利益を1億円増の2億6000万円、経常利益を3000万円増の1億8000万円、最終利益を1000万円増の1億円とした。下期の動向を見直した結果、外部貸船の増加により運航費の減少を見込む一方、想定為替レートを140円から145円に引き上げ、円換算での売上を維持できると判断した。

同日発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比11.0%減の24億7300万円、営業利益が同87.8%減の5400万円、最終利益が99.2%減の300万円と減収減益となった。

セグメント別では、主力の外航海運業で北米からの穀物や南米からの水酸化アルミ輸送を実施し、短期貸船も活用して安定収益を確保した。しかし、貨物輸送から貸船への比率が高まったほか、新造船竣工までの隻数減と市況低迷が響き、売上高は13.4%減19億2200万円、営業利益は66.2%減の2億1500万円にとどまった。

内航海運業は水酸化アルミなどの定期輸送に加え、所有船の定期貸船や船員派遣収入が寄与したものの、一部船舶の貸船終了で売上高は2.4%減の4億8900万円。ただし費用減により営業利益は10.4%増の5900万円とわずかに増益となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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