サービス・商品大王製紙は16日、同社グループの丸菱ペーパーテック(愛媛県四国中央市)が、米国保健福祉省・食品医薬品局(FDA)のルールに準拠した、食品に直接接触する用途として使用可能な包材用紙を開発したと発表した。
米国では、食品接触材(FCM)は「間接的な食品添加物」とみなされる。また、連邦規則(CFR)21条では、FCMの材料および製品中の成分が接触する食品に移行し、人体に影響を及ぼすことや食品の味や匂いなどの特長を損なうことを防ぐため、使用可否物質や素材のリスト、試験基準などが設けられている。そのため、食品用紙包材を輸出・販売するためには、同規則に準拠することが求められる。同社グループは、食品用紙包材の海外での展開を見据え、これらの厳しい要求事項に適合した食品用包材用紙を開発した。
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