国際大手海運のMSC(スイス)は18日、11月5日から7日までフィリピン・マニラで開催される世界コメ会議に参加すると発表した。
同社は、フィリピン、タイ、ベトナムなど主要なコメ貿易国を結ぶ広範な輸送サービスのネットワークを持ち、各国のコメ輸送を円滑に行っている。フィリピンへの輸送では、ベトナムやタイ、インドのコメを週1回の定期便でマニラやバタンガスなどに届けている。
タイやベトナムからの輸出では、アフリカ航路などを活用してアフリカ諸国へ効率的に輸送。また、レムチャバンからシンガポールを経由するサービスでは、シームレスな積み替えや、太平洋横断の便との接続も行っている。
コメの輸送には湿度管理が可能なスマートコンテナを採用。これにより、リアルタイムで貨物の状態を監視でき、温度や湿度の変動に対するアラート機能も備わっているため、コメの品質を保ったまま輸送が可能となる。MSCはトラックや鉄道、はしけを活用し、田んぼから食卓までの複合輸送ソリューションを提供する。
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