フードデータ活用支援を手がけるDATAFLUCT(データフラクト、東京都渋谷区)は10日、食品卸大手の伊藤忠食品と共同で「受注数予測AI」の実証実験を完了したと発表した。4500アイテムを対象に受注数を予測するモデルを構築し、実務利用に向けた精度水準を確認した。
実証実験では、伊藤忠食品の5か所の物流拠点を対象に検証を実施。深層学習やツリー系アルゴリズム「LightGBM」などを組み合わせたアンサンブル手法を用いて需要予測モデルを開発した。季節要因や販促による需要変動など、食品卸特有の不規則な需要パターンを分析した結果、一部の倉庫で重み付き平均誤差率(WAPE)28.9%を記録するなど、実務での活用を見据えた精度が得られた。
食品卸の発注業務では、メーカーごとのリードタイムや最低発注ロット、賞味期限管理、大型連休の配送制約など多くの条件を考慮する必要があり、担当者の業務負担が課題となっている。DATAFLUCTはデータ活用プラットフォーム「Airlake」(エアーレイク)を活用し、出荷実績に加えて気象やイベントなどの外部データを統合することで、倉庫別・商品別・日別の受注数をAI(人工知能)で予測する仕組みを構築した。
今後は、予測結果をもとに安全在庫や物流制約を反映した発注ロジックを組み込み、発注業務の自動化を目指す。全国拠点への展開も視野に入れ、物流の効率化や持続可能なサプライチェーンの構築につなげるとしている。
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