M&A三菱食品(東京都文京区)は18日、同社の物流部門を会社分割によって独立させるため、11月に全額出資子会社「ベスト・ロジスティクス・パートナーズ」を設立すると発表した。2025年4月から事業を始め、食品以外にも幅広く事業領域を広げていく。
2024年問題や顧客ニーズの高度化・複雑化によって、物流の確保が社会課題にもなっているが、同社はこれをビジネスチャンスと捉え、ロジスティクスを事業成長のけん引役と位置付けた。現在、同社の物流部門の売り上げは1889億円となっている。
長年培ってきた物流オペレーションのノウハウや現場管理力に、デジタル技術を融合させるとともに、食品以外の分野にも事業を展開することで、「食品卸の枠を超えた消費財デマンドチェーンの創出に挑戦する」としている。
新会社は資本金1億円で、社長には同社の執行役員SCM統括統括オフィス室長、小谷光司氏が就任する。
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