拠点・施設三菱地所は18日、ベトナムの増大する物流ニーズに対応し、ベトナム・ホーチミン近郊のロンアン省において大規模物流施設「ロジクロス ナム トゥアン(Logicross Nam Thuan)」と、また北部ハイフォン市に「ロジクロス ハイ フォン(Logicross Hai Phong)」を開発すると発表した。
▲左:Logicross Nam Thuan、右:Logicross Hai Phong(出所:三菱地所)
ロジクロス ナム トゥアンの敷地面積は11万5390平方メートル、延床面積は6万4500平方メートルで、ロンアン省に位置しベトナム最大の商業都市ホーチミンへ車で50分の立地。同省では行政のバックアップもあり外資系製造業の工場誘致や移転集約が進んでおり、同国の工業化や経済成長に伴う消費拡大、EC(電子商取引)化の伸展を受けて、物流ニーズ増大が見込まれている。同案件は最小3000平方メートルから分割可能な平屋建てマルチテナント型物流施設を3棟供給する。ことし10月に着工し、2025年6月に完成する。
ロジクロス ハイ フォンの敷地面積は15万968平方メートル、延床面積は8万8300平方メートルで、北部最大の国際貿易拠点であるハイフォン港エリアに位置する。日本、韓国、
中国、台湾、米国の外資系製造業の投資が進み大規模な工業団地を多数有する「ディンブー・カットハイ経済区」の中心に位置し、主要高速道路インフラの整備により、北部最大の消費地であるハノイや中国国境へのアクセスに優れている。
■ロジクロス・ナム・トゥアン施設概要
事業シェア:三菱地所 100%
敷地面積:11万5390平方メートル
延床面積:6万4500平方メートル
構造:鉄筋コンクリート造+鉄骨造(屋根)
用途:マルチテナント型物流施設
着工:2024年10月
完成:2025年6月(予定)
■ロジクロス・ハイ・フォン施設概要
事業シェア:三菱地所 100%
敷地面積:15万968平方メートル
延床面積:8万8300平方メートル
構造:鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)
用途:マルチテナント型物流施設
設計施工:フジタベトナム
着工:2024年11月(予定)
完成:2025年8月(予定)
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