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キナクシス、エクソンMとSCMの共同開発契約

2024年10月22日 (火)

荷主カナダに本社を置き、サプライチェーン管理(SCM)などのソフトウエア開発を手掛けるキナクシスは14日、エネルギー分野向けのサプライチェーン管理システムを開発するために、石油メジャーの米エクソンモービルと共同開発契約を結んだと発表した。

両社が開発に取り組むのは、燃料商品市場向けの需給計画管理システム。これまで、業界全体の標準的なツールなどがなく、需給計画の作成や在庫管理などは、スプレッドシートへの入力など手作業に頼っていた。

システム化が可能になれば、リアルタイムのデータを使って正確な需給計画の立案、需給管理、情報の共有などが可能になり、製油所から顧客まで統合的な計画が作成できる。また、自動でのデータが可視化できるようになり、在庫管理やターミナル補充などの業務の改善が図れるほか、裁定取引による利益確定のチャンスを的確にとらえられるようになる。

また、化学品と潤滑剤の分野では、シナリオのモデリングと評価を組み合わせ、製造と物流の制約を管理する高度なシステムを開発する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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