三菱商事、米国産LNG輸出へ取り組み加速

ロジスティクス三菱商事は17日、米国産LNGの輸出に向け、センプラ・エナジー社の子会社で天然ガス液化事業会社のキャメロンLNG社と20年間の液化委託契約を正式締結したと発表した。

また、安定したバリューチェーンを構築するため、日本郵船と共同でキャメロンLNG社に出資し、液化事業も手掛ける計画。

これらの取り組みに関連し、米国で調達する原料ガスを輸送するため、パイプライン会社数社との間でパイプライン使用契約を締結した。

同社は「日本をはじめとしたLNG需要家への販売活動も順調に進んでおり、2017年下期の供給開始に向けた取り組みを推進する」としている。