CMプラス、マレーシアでハラール認証関連強化

メディカルライフサイエンス産業の製造品質のコンサルティングサービスを提供するシーエムプラス（横浜市西区）は28日、10月14日にマレーシアのセランゴール州政府の下部組織であるコンサルティング会社HIS Toyyiba（ヒストイバ）と、ハラール分野のサービス提供に関する覚書を締結したと発表した。

シーエムプラスは、医薬品や医療機器、再生医療や化粧品、食品などのライフサイエンス系など、厳格な製造条件を課された製造施設の建設、コンサルティング、教育訓練支援サービスを強みとしており、マレーシアでの製造工場建設に伴うコンサルティングや、世界各国の当局からのハラール認証・製造承認の取得、日本国内で受講が可能な教育研修サービスを提供するなど、日本企業のハラール対応を支援している。

世界三大宗教のひとつイスラームの信者であるムスリム教徒には、厳しい戒律が課されており、身体に取り込む食物や医薬品を製造する事業者にも厳格な製造条件が課されている。世界で増加し続けるムスリム人口の多くが東南アジア地域に居住しており、同地域の経済は、堅調な個人消費、民間投資の活発化、新型コロナ後の輸出回復などに支えられ2030年には日本のGDP（国内総生産）を超える勢いだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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