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サトーとエンビプロ、LIBリサイクル過程を可視化

2024年10月30日 (水)

環境・CSRサトーホールディングスは30日、サトー(東京都港区)とエンビプロ・ホールディングス(静岡県富士宮市)が、使用済みリチウムイオン電池(LIB)のリサイクル過程を可視化する実証実験を、28日から開始したと発表した。

これは、LIBの回収から再資源化までの履歴をトレースし、輸送中の温度や衝撃のデータをデジタル化することで、リサイクル過程の効率化と安全性の向上を図る取り組み。

サトーのRFID温度ロガータグ「LogBiz-Thermo」(ログビズ・サーモ)とエンビプロのトレーサビリティー管理システム「TraceView」(トレースビュー)を活用し、LIBが適切に処理された履歴を一元管理できる仕組みを構築。ドラム缶に取り付けたロガーで輸送中の温度や衝撃データを継続的に記録し、クラウド上で管理する。このデータは、回収量や処理工程の状態管理にも応用され、将来的にはバッテリーパスポートへのデータ連携も視野に入れる。

さらに、LIBリサイクル過程でのCO2排出量も算定するなど、サーキュラーエコノミーに寄与するサステナビリティの推進も目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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