
(出所:サトーホールディングス)
環境・CSRバーコードや2次元コード、RFIDなどの自動認識技術によるソリューションを提供するサトーホールディングスは4日、エンビプロ・ホールディングス(静岡県富士宮市)と、使用済みリチウムイオン電池(LIB)の回収から再資源化までのリサイクル過程の履歴をトレースできる情報取得の実証実験に成功したと発表した。
同実験では、使用済みLIBにRFID温度ロガータグなどを取り付け、回収からリサイクル工場まで輸送時の温度や衝撃のデータを継続的に収集・記録。さらに、ブラックマスとして再資源化するリサイクル工程の情報化に成功した。収集した各データはクラウド上に蓄積され、エンビプログループのブライトイノベーションが開発中のトレーサビリティ管理システム「TraceView」上で可視化が可能になった。
ブラックマスは、LIBを放電、乾燥、破砕、選別することで再資源化したリチウム、コバルト、ニッケルの濃縮滓のこと。同社は同実験の内容と結果を12月4日から6日に東京ビッグサイトで開催される「サーキュラーパートナーシップEXPO 2024」で展示する。
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