財務・人事AZ-COM丸和ホールディングスは5日、2025年3月期通期業績予想を下方修正した。売上高を前回予想から123億5900万円減の1014億4000万円に、営業利益を同25億3300万円減の43億2600万円に、経常利益を25億1100万円減の46億900万円に、最終利益を17億6400万円減の28億4500万円にそれぞれ引き下げる。
24年問題に伴う労働時間の見直しや労働力確保に伴う人件費の上昇に加え、資源エネルギー価格の高騰を背景とした各種コストの高止まりなど、厳しい経営環境が継続。また、拠点見直しに伴う輸送数の大幅な減少や新規物流センター開設、業務安定化に向けた一時費用、株式公開買い付け実施に伴う一時費用も発生したことなどが要因となった。売上面、利益面の両面で生じた影響を補うべく、新規顧客の開拓、既存顧客に対する案件の受注拡大、価格転嫁交渉による適正料金化、生産性改善に取り組んだが、当初の業績予想を下回ったとしている。
同日発表した25年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比5.1%増の1014億4000万円、営業利益が同40.9%減の43億2600万円、最終利益が37.4%減の28億4500万円と増収減益となった。
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