uprが通期予想を下方修正、保管用パレ低調

調査・データ物流･輸送機器レンタルのユーピーアール（upr）は12日、2024年8月期通期連結業績を下方修正した。売上高は前回予想から変わらないが、営業利益を10億3000万円から6億5000万円に、経常利益を12億6000万円から9億5000万円に、最終利益を8億1900万円から6億1500万円にそれぞれ引き下げる。

主力のレンタルパレット事業では、輸送用レンタルパレットは順調に推移するものの、保管用レンタルパレットでは円安の影響による輸入価格の上昇や物価上昇による消費者の節約志向などで、貸し出し先倉庫の荷動きが停滞し在庫量が減少傾向となるなど、需要が当初想定を下回る見込みだという。

同日発表した第3四半期決算は、売上高が前年同期比5％増の118億600万円、営業利益が同18.4％減の5億5900万円、最終利益が24.2％減の4億7900万円と増収減益だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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