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阪急阪神不動産、兵庫・川西と京都に物流施設建設

2024年11月7日 (木)

▲ロジスタ北伊勢丹のイメージ(出所:阪急阪神不動産)

拠点・施設阪急阪神不動産は7日、兵庫県川西市と京都市伏見区に新たな物流施設を建設すると発表した。いずれも交通アクセスがよく、環境面でも館内LED照明、高効率空調などを採用し、ZEB Ready以上の環境認証を取得予定となっている。

建設するのは、「ロジスタ北伊丹」(川西市)と「ロジスタ京都伏見」で、北伊丹は10月21日に着工。京都伏見は11月1日、開発工事に着手した。いずれも2026年夏の完成を目指している。

ロジスタ北伊丹は、阪神高速池田線・川西小花インターチェンジ(IC)まで3キロ、中国自動車道・中国池田ICまで4キロと、複数の高速道路へのアクセスが良好で、大阪や神戸の都心部にも近い。都市部近郊への配送に適しているだけでなく、関西圏の消費地まで広くカバーできる。

また、川西市と隣接する伊丹市は大阪のベッドタウンとして人口が集積しており、駅やバス停からも徒歩圏内で、雇用確保面でも有利な立地となっている。

複数テナントが入居可能なマルチテナント型物流施設として計画され、1階と2階に合計36台の10トントラックが接車できるバースを整備。各分割区画に1基ずつ荷物用エレベーターと垂直搬送機を設置し、最大4テナントが入居できる。

また、倉庫部分は、床荷重が1平方メートル当たり1.5トン、各階の天井有効高は5.5メートルで、標準柱の間隔も11.5メートル×10メートルが確保されるなど、汎用性も高い。

一方、ロジスタ京都伏見は、名神高速道路・京都南インターチェンジ(IC)まで5.9キロ、第二京阪道路・伏見ICまで6.4キロで、関西圏をはじめとする広域をカバーする。JR京都駅からも10キロ圏内で、都市部近郊への配送拠点としても活用できる。

施設はボックスタイプで、1階トラックバースは車両保管場所として車庫証明を取得でき、駐車場としても利用できる。

「ロジスタ北伊丹」概要
所在地:兵庫県川西市久代1-39
敷地面積:1万5000平方メートル
延床面積:3万2000平方メートル
構造: 4階建て、S造
完成:2026年夏予定
アクセス:阪神高速池田線・川西小花ICから3.1キロ、中国自動車道・中国池田ICから4キロ、JR福知山線・北伊丹駅から1.3キロ
「ロジスタ京都伏見」概要
所在地:京都市伏見区久我西出町7-4ほか
敷地面積:5000平方メートル
延床面積:1万1300平方メートル
構造: 4階建て、S造
完成:2026年夏予定
アクセス:名神高速・京都南ICから5.9キロ、第二京阪道・伏見ICから6.4キロ

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LOGISTICS TODAY編集部
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