国際フェデラル・エクスプレス・コーポレーション(アメリカ、フェデックス)は12日、青島からアメリカへの国際貨物便の運航頻度を週5便に増加すると発表した。また、青島国際ゲートウェイ施設を新たに開設し、物流サービスの利便性と効率を向上させる。
貨物便は青島膠東国際空港から出発し、日本の大阪を経由して米国テネシー州メンフィスに到着する。ことし5月から週1便で試験運航が開始されており、現在は月曜から金曜の週5便に増便された。ボーイング777貨物機を使用し、輸送時間が1日短縮され、米国向けの一部の貨物が翌日配達可能となっている。
フェデックスは同便を既存の山東省の陸上ネットワークに組み込み、青島、煙台、威海、済南、淄博、濰坊など一部エリアで即日発送サービスを提供している。これにより、顧客は発送の柔軟性が高まり、効率的なサービスを通じて国際的なビジネス拡大が期待できる。
さらに、フェデックスは中国国内で5つ目のゲートウェイ施設となる青島国際ゲートウェイを正式に開設。この施設は青島膠東国際空港に位置し、敷地面積は2000平方メートル。完全自動化された仕分けシステムを導入し、山東省内の輸出入貨物の迅速かつスムーズな発送と通関手続きを実現している。
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