イー・ロジット2Q、センター閉鎖で特別利益を計上

財務・人事イー・ロジット（東京都千代田区）が13日発表した、2025年3月期 第2四半期（中間期）決算は累計で、売上高が前年同期比7.3％減の57億1000万円、営業利益が1500万円、純利益が8300万円だった。

同社は今期において特別利益を計上した。フルフィルメントセンター2拠点を閉鎖することとし、6月をもって中途解約する旨を賃貸人である伊藤忠アーバンコミュニティに対して通知していたが、未払賃料および損害金の支払などで9月に解決金1億6000万円を支払った。センターの閉鎖に至っては合理的に見積が可能な費用負担見込額を事業所閉鎖損失引当金として計上していたが、費用負担額が確定した2拠点に対する引当金を取り崩したこと等により、事業所閉鎖損失引当金戻入益として7300万円を計上した。

今期の売上高は、フルフィルメントセンターの坪数の減少に伴い既存顧客の見直しを実施した結果、前年同期比減となったが、既存顧客の見直しによる収益率の改善およびフルフィルメントセンターの坪数の減少による賃借料の削減施策が奏功し、売上総利益については前年同期比69％増と大幅に改善した。

通期業績予想は直近と変わらず、売上高が前期比26.2％減の95億円、営業利益が20億円の赤字、純利益が2億2000万円の赤字とした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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